こんにちは。アクトホームのスタッフ、水野です!
アクトホームは、大井川の木材にこだわって家づくりをしています。
さらに、大井川流域ならではの工芸品、自然素材を取り入れたインテリアや家具作りにも力を入れています。
このブログでは、自然素材を使ったインテリアや家具を1つ1つ紹介していきます。全21回でお届けします!
では、第1回目は「大井川葛布のシェード」をご紹介していきます!
まず、シェードってどんな役割があるの?家と光の関係は?
毎日の生活で光は毎日見るものですよね。ものを見るために必要な光ですが、光が体に与える影響もあり、気をつけたいところです。強い光は目に負担がかかってしまいます。たとえば夜、室内光をそのまま浴びてしまうと目が覚めてしまったり…。
シェードがあることで、優しい明かりをあびて、光で目が醒めるのを軽減してくれ、心身の緊張を和らげたります。
また、目に負担をかけないだけでなく、インテリアとしても使えるので、シェードがおすすめです。
大井川葛布のランプシェードが生まれたきっかけ
このシェードが作られたのは、大井川葛布を知っているお客様との会話がきっかけでした。「大井川葛布を照明シェードとしてインテリアに取り入れてみたい!」という話になり、大井川葛布・代表の村井さんに制作をお願いすることになりました。
シェードのこだわり
「大井川葛布のシェード」は、葛を採取してから織るところまでを全て手作業で行っている、世界に一つだけの手作りシェードです。優しい自然の色合いの中に、ほのかな光沢があるのが特徴です。程よい透け感で、天井全体が照らされるように仕上げました。
葛布をゆったりと垂らして木と蛍光灯を一緒に包み込んだり、葛布を少しだけ垂らして蛍光灯だけカバーするなど、空間や好みに合わせて自由自在に設置することが可能です。
葛布を通すことで光はやわらかくなり目に優しいだけでなく、室内が落ち着いた雰囲気になる為、アクトホームが造る和室にも、洋室にもよく合います。和モダンの空間に似合うインテリアです。
また、夏は涼しげに見えて冬には温かみを感じられるような、季節を問わない照明シェードとして、お客様にご好評を頂いています。
葛布職人の村井さんにお話をうかがいました
Q.1 どうやって作っているの?
村井先生:
大井川葛布は、大井川の河川敷などへ葛を採りに行き、葛を煮て・発酵させて・洗っての、織るまで全ての工程を手作業で行います。
大井川葛布は光沢が命です。
カルキが入っている水道水では葛布特有の光沢を出せない為、川で洗う作業をするなど、葛の材質を最大限に活かすように工夫しています。
大井川葛布の照明シェードは、アクトホームのスタッフさんと一緒に現場に足を運び、お客様のご要望とその空間に合わせたデザインを考えて、制作をしています。
Q.2 大井川葛布の照明シェードのおすすめポイントは?
村井先生:
葛布は年々使っていくと味が出てくるし、木と一緒で生きているから湿気の調整をしてくれるんです。
植物が約20万種ある中で、繊維を利用できるのは約8,000種、さらに衣類にできるのは約20種と言われています。葛布は衣類としても使える体に優しいものだから、人の体にいいものを身近に置いておくっていいことじゃないかな。と思ってつくってます。
Q.3 シェード作りで気をつけた所、工夫した所
村井先生:
シェードは、帯や着物の織り方とは違い、生地を薄く幅を広く織る必要があるので力の加減が難しいです。
軽やかに天井にかかるように、そして光がしっかり漏れるように生地が詰まりすぎないように調整しています。
施主様からのコメントや使い心地について
気に入ったシェードはなかったけど、アクトホームに頼むことで、オリジナルのものができてうれしい。
使えば使うほど愛着がわきます!
「自然のものを取り入れて、心地よい空間で過ごして欲しい」思いから、この「大井川葛布の照明シェード」が出来ました。
お客様には(自然の中で暮らすような)居心地の良い空間で過ごして頂きたい。大井川の木の家と、大井川素材のインテリア・家具があって、更に居心地の良い空間になると、アクトホームは考えています。
大井川葛布の社内にあるコンセプトルームにて直接ご覧頂くことも可能です。アクトホームの営業日であればご覧いただけます。お気軽にお電話でご予約くださいね!
アクトホームに電話する
0547-45-3101
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