【社長ブログ】 ◆二世帯住宅を「平屋」で建てるメリットは? また、デメリットは? どのような点に考慮したらいいのでしょうか?
- acthomejp
- 3月3日
- 読了時間: 6分
更新日:4月5日
[Vol.0855 2025. 02.26.]
アクトホーム株式会社の齋藤です
静岡県+島田市の素材でつくる
住まい・家具・庭…そしてみんなの笑顔
をモットーに
日々奮闘しています

いま、全国的に「平屋の住まい」が
人気を博しています。
もちろん、
単世帯がその多くを占めています。
そこで
様々な家族形態がある中で、
親子二世帯の住まいを
「平屋」で構成するとした場合、
どのようなメリット、デメリットが
あるのでしょうか?
今回は、
このことをテーマに考えてみました。
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◆二世帯住宅を「平屋」で建てるメリットは?
いくつかのメリットが考えられます。
以下にそのポイントを挙げてみました。
1.バリアフリー設計がしやすい
平屋は、階段がないため、
バリアフリー仕様の設計が
非常にしやすいと言えます。
高齢者や体の不自由な方がいる家庭では、
階段を使わずに移動できるため、
安全で快適に暮らすことができます。
2.コミュニケーションが取りやすい
二世帯住宅であっても、
すべての部屋が同じ階に
配置されているため、
家族間でのコミュニケーションが
取りやすくなります。
例えば、食事の際など
親世帯・子世帯間の日常の会話が
自然にできる環境を
つくりやすいこともポイントです。
3.土地を有効活用できる
比較的、敷地にゆとりがある
郊外などの住環境のエリアでは、
平屋にすることで、2階建てに比べて
建物の高さが低くなるため、
土地の形状や周囲の環境に合わせた
柔軟な設計が可能となる
ケースも考えられます。
また、広い庭や駐車スペースを
確保しやすい場合もあります。
4.将来的な維持管理が容易
平屋建ては、階段がないため、
上下階の移動が不要となることで、
室内の壁・床や建具・家具など
将来の修繕やメンテナンスが
比較的容易にできます。
このことは、
屋根や外壁のメンテナンスの際にも
2階建てや3階建ての建物に比べ、
足場の高さも低く抑えられることから
外装のお手入れやメンテナンスにも
有利に働きます。
5.地震や台風などの災害時の安全性
また、自然災害に対しても、
「平屋」は、高さを抑えているため
地震力や風圧力などの
構造計算上、配慮する数値も
2階建て以上の建物より軽減でき、
建物の安定性が高い
という事ができます。
6.プライバシーの確保がしやすい
「二世帯住宅」でも、「平屋」では
部屋をそれぞれの世帯の生活スタイルに
合わせて配置できるため、
各世帯間のプライバシーを
確保しやすいと言えます。
例えば、
上下階を世帯で分けた2階建ての場合、
1階の親世帯では、
2階の子世帯の足音など
気になる場合もありますが
「平屋」の住まいでは、
親世帯と子世帯の生活空間を
分けることが比較的容易になります。
7.設計の自由度が高い
「平屋」は階数が1つだけのため、
建物の配置やデザインにおいて
自由度が高いです。
庭や駐車場のスペースも
有効に活用できますし、
自然光を取り入れやすい設計が可能です。
これらの理由から、
「二世帯住宅」を「平屋」で建てることは、
家族のライフスタイルに応じて
非常に便利で快適な選択肢になることが
多いと考えられます。

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次に、「二世帯住宅」を
「平屋」で建てることについて
デメリットはないのでしょうか?
◆二世帯住宅を平屋で建てるデメリットは?
「二世帯住宅」を「平屋」で建てることには、
いくつかのデメリットが考えられます。
具体的なポイントを挙げてみます。
1.土地の広さが必要
「平屋」の場合、「二階建て」と比較し
家の広さを確保するためには
土地が広くなります。
さらに「二世帯住宅」では、
特に部屋数や共有スペースを考慮すると、
相応に広い土地が必要となります。
都市部では土地の価格が高いため、
土地を確保するのが難しいことも
あるかと思います。
2.プライバシーの確保が難しい
「二世帯」が同じ「平屋」に住む場合、
上下階での隔てがないため、
「2階建て」とは違った面で
音や視覚的なプライバシーを
確保するのが
難しくなることがあります。
特に家族が多い場合、
お互いの生活音や目線が
気になることがあります。
3.将来的なリフォームが難しい
「平屋」の場合、
将来的に家族構成が変わったときに、
階を増設することができません。
例えば、子どもが大きくなったときに
独立した空間を持たせたい場合、
「平屋」ではその自由度が
制限されることがあります。
このことは、
間取り構成の仕方にもよるか
とも思われますが、
家族にとっての快適な暮らしを
充分考慮した上での間取り構成が
必要となります。
4.生活動線の複雑さ
「二世帯住宅」として機能させるためには、
それぞれの世帯が独立して生活できるように
するための動線や間取りが必要です。
「平屋」では、各世帯が
別々に住むためのスペースや動線を
確保することが比較的難しく、
結果的に、
家全体が使いにくくなってしまう
可能性もあります。
5.建築コストが高くなる可能性
「平屋」で「二世帯住宅」をつくると、
広い敷地と広い床面積が必要になり、
その分、建築コストが高くなる
可能性があります。
また、プライバシーを確保する
ための仕切りや、個別の設備
(例えば、キッチンやトイレなど)
を設ける必要があれば、
その分、追加費用も発生してしまいます。
これらのデメリットを踏まえつつ、
家族のニーズや
ライフスタイルに合った設計や
土地選びをすることが
肝要なのではと思われます。
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「平屋」の「二世帯住宅」について
今回、その建築実例として
今週末、静岡県焼津市にて
「木の家」体感見学会を開催します。

イベント内容
●日程:2025年3月1日(土)・2日(日)
●時間:①10:00 ②11:00 ③13:30 ④14:30 ⑤15:30 ⑥16:30
●会場:焼津市中根
※ご予約締切:見学希望日の前日18:00まで
※ご予約後、詳細な住所をお送りします。
焼津市中根にて 開催する
「木の家」 体感見学会のご案内です。
●地震・台風に強いこと
●安心して長く住まえること
●地域の良質な素材を使うこと
●省エネで光熱費が抑えられること
●健康配慮の住まいであること
にこだわった、
45.5坪の平屋建ての住宅です。
“心地よい暮らし”のできる
「いい家」を手に入れるために
完成見学会の段階では隠れてしまう
大切な15ポイントを
ぜひ、この機会に
ご自身の目で お確かめ下さい。

お電話でもご予約が可能です
Tel: 0547-45-3101
見学会は、完全予約制となります。
当日の連絡先
090-5861-4039(担当:齋藤・水野)
※参加の時間に遅れる場合や、
お越しいただけなくなった場合は
ご一報ください。
私たちが
安心して暮らせる
居心地のよい家づくり
とは
そのポイントを
次に挙げてみました
■住まいの大切な条件とは?
①快適な温湿度で暮らすことができ
省エネルギーで光熱費が抑えられる
家族と家計にやさしい住まい。
②南海トラフ地震や巨大化した台風から
生命や財産を守る耐震性と耐風性、
さらに防犯性能の十分な住まい。
③毎日の炊事・洗濯・掃除など
家事がスムーズにはかどる
使い勝手の良い間取りの住まい。
④日々の片付けや収納がしやすく
常に室内がすっきりしている
ストレスフリーの住まい。
⑤常に家族の気配が感じられて
いつでも声をかけやすい
間取りやしつらえの住まい。
これらの5つのポイントについて
考えてみます。
ではまた
おかげさまで、創業118年 これまでも、そして、これからも ————————————————————————— 自然と暮らす。自然に暮らす。 アクトホーム株式会社 代表取締役 齋藤 光哲 〒428-0007 静岡県島田市島76-1 TEL:0547-45-3101/FAX:0547-45-3104 ————————————————————————— WEBサイト: ▼
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