こんにちは!
水曜ブログ担当の実保です。
以前にもブログに載せたことがあるのですが、
2年半程前から、
地域の記者として、記事を書いています。
「ちいきのびお」参加工務店がリレー形式で記事を書いており、
半年に1回程のペースで順番がまわってきます。
私がかいた最新記事は4月中旬に公開された記事です。
公開から3ヶ月が経ってしまいましたが、
今更ながらブログにも載せようと思います。
※4月公開に合わせてかいた文のため
冒頭の季節は今と異なります。
地域の素材で住まいをつくる~お茶薫る珪藻土~
季節は二十四節気【清明】の末候、七十二候の【虹始見:にじはじめてあらわる】。
弊社のある島田市金谷地区では、
二年に一度「金谷茶まつり」が行われる頃。
新茶の季節の到来を告げる祭りです。
そんな銘茶の産地「金谷」にある弊社では、
4年前、創業110年を迎えた年に「お茶薫る珪藻土」を開発しました。
地域の特産品であるお茶の製造過程で排出される茶の粉と、
北海道の稚内珪藻土を融合した、
アクトホームオリジナルの室内用塗り壁材です。
十数年前から、新築住宅の仕上げ材として、地域の素材を活かした新しいモノができないだろうか?と模索していたところ、
弊社で施工実績のある珪藻土メーカーから、「地域のモノを採り入れた珪藻土をつくりませんか?」とお声かけいただき、
また、地域のお茶農家の方とのご縁があり、試行錯誤の上、この新しい自然素材ができあがりました。
工場見学のようす。お茶薫る珪藻土には製造過程で廃棄となる茶の粉を使用しています。
稚内珪藻土は吸放湿性が非常に高く、室内にある湿度を程よく調湿してくれ、さらにお茶を混合することにより、カテキンによる抗菌効果や安らぎ効果が期待できます。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われることから、
弊社では、寝室の壁に施工することをおすすめしています。
寝室のほか、リビングや和室、子ども部屋に施工することも。
弊社では、
“大井川の木を使い、地域の匠による、手間ひまかけた住まいづくり”
を家づくりの基本理念として掲げ、
地域で生きるヒトの持つワザを活かし、
地域で生まれ育ったスギやヒノキを使用した「地域創生の家」をつくり続けています。
「お茶薫る珪藻土」も、「全て地域の素材で住まいをつくりたい!」という思いから出来上がったものでした。
「地域にこだわる」ことで、私たちの住むこの地域を元気にしたい。
住み手の皆様に、安心していつでも気軽にお声掛けいただける工務店を目指しています。
ちいきのたよりは七十二候に合わせて公開されています。
それぞれの地域の特色が垣間見えて面白いので
ぜひ読んでみてください♪
これまでに私が書いたちいきのたより記事はこちら
他の地域の記者さんの記事はこちら
by Miho.S