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輪島に行ってきました。

更新日:2022年6月17日



能登半島の旅の道中に寄った輪島。

このゴールデンウィーク中に5万人もの

観光客が訪れたいう輪島の朝市が目当てでした。

朝市の人ごみを離れ、もう一つの目当てである海鮮丼の有名な店を目指し、

路地裏を歩いていると、こんな看板を見つけました。


「職人の家お仕事中」

という言葉に惹かれ、見学をさせていただきました。

玄関に置かれた、漆を塗る前の木の器。

素材は耐湿・耐久性があり、

昔から神社仏閣でも重宝されてきた「欅(けやき)」の木です。



僕たちが入った時は、

下塗りを終え、布で補強された器に、

地元で採れる珪藻土を塗り、

凸凹した表情を出しているところでした。


味のある蒸し風呂。

漆は、湿度が高いと乾く特殊な塗料です。

職人の手により、

いくつもの工程を経て、

丈夫で美しく、堅牢優美な輪島塗の器は仕上がります。

日本の歴史が紡いできた、

職人による手作りの技が、

後世に残っていくといいなと思いました。


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